プロ家庭教師の考える「力のつく」勉強法

札幌のプロ家庭教師が、これまでの指導経験と勉強法に関する考えを公開します。

定期テストに向けてみんな頑張っています

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いよいよ定期テスト対策週間も大詰めとなり、生徒たちはみんな頑張っています。

塾にこもりっきりの生徒も

当塾では、定期テスト対策週間に入ると席がある限り「いつでも塾に来ていいよ」と呼びかけています。いわゆる「自習室開放」ですね。追加料金等はありません。無料です。

もちろん、質問は随時受け付けます。勉強の内容は、生徒たちが計画したものになることがほとんどですが、必要なときはこちら側がその日の勉強の計画を立てます。

感心なことに、みんなすすんで塾に来ます。「早めに来ていいですか」とか「〇〇時までいていいですか」など、嬉しい申し出があります。積極的になってきました。夕方早くから、夜まで塾にこもる生徒もいます。

生徒によっては、下のような教科書と学校のワークと塾のワークの進行表を作り、どこまで進んだか俯瞰できるようにしています。

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疑問点はすべて解決

5教科対応できますので、どんな質問も受け付けています。だから、もし疑問点があれば、教科担当を気にすることなく、すべてスピーディーに解決できます。それが当塾の良いところだと自負しています。

教材は学校のワークでも塾のワークでも通信教材でもOKです。疑問点は塾で全部解決しましょう。

受け身の講義ではなく自分の力で解く演習をメインに

テスト前はとにかく演習中心です。「自分の力で解ける」ことを確認しないと、テスト対策にならないからです。

苦手単元等は随時講義していますが、基本みんな黙々と解いている、という感じです。いい集中力で、テスト前なのに私はあまり忙しくありません。ほぼほぼオートマチックで授業が進んでいるからです。2,3の指示を与えれば、あとは何も言わなくてもみんなやるべきことがわかっているのです。

勉強をしている生徒を見てみんな刺激をうける

テスト勉強というものを理解していない子がいたのですが(特に中1)、周りの勉強をしている生徒を見て「テスト前はこのくらい勉強しなければならないんだ」「成績のいい人はこのくらい一生懸命しているんだ」と刺激を受けて、取り組む姿勢が変わってきました。

個別指導塾は1コマの生徒数が少ないため、他の生徒との競争心を刺激することが難しいのですが、テスト前は生徒数は限定されるものの長時間ともに勉強することになるため「意識改革」の良い機会となっています。

今週末定期テストです

いい雰囲気になってきました。みんな頑張れー!

定期テストの成績を上げよう

f:id:classroom-sapporo:20180528212526j:plain6月には、中学校・高校で定期テストが実施されます。それで私の塾では、6月1日からテスト対策週間に入ります。

まずはテスト範囲の確認と計画

今日(2018年5月28日)現在で、早速テスト範囲表が配布された学校があります。すぐにテスト範囲を確認しましょう。教科書、ワークを開き、どこからどこまでを勉強すべきか付箋を付けたり、目次に印をつけたりして、分量を確認してください。

そして、これから約2週間、どのくらいのペースでこなしていけばよいかを割り算して算出し、計画表に書き込んでいってください。その際、学校行事も考慮してください。これから、宿泊学習や体育祭、中体連等がある学校もあります。その時は分量を少なくし、遅れる分は前後の日に割り振るなどして、ペースを保つ工夫をしましょう。

教科書と学校のワークがかなめです

特に定期テストは、あちこちの問題集に手を広げる必要はありません。テスト範囲にある、教科書とワークの問題をひたすら解いていってください。学校の先生が提出を要求すると思いますが、そのためだけに1回解くだけで済ませる人がいます。1回で全部解けるようになったら、すごいことですが、そんな人はめったにいません。2回、3回と繰り返して全部完璧だ、と言えるまで徹底的に取り組みましょう

学校のワークに一定のめどが立ったら、その他のワークに取りかかってください。

予想問題に取り組む

最後に、塾などで配布される予想問題やワークに織り込まれている予想問題をやってみましょう。時間がかかる単元や苦手が明らかになるかもしれません。その単元を教科書や学校のワークで確認しましょう。

私の塾の対応

私の塾では、ほぼ上記のやり方でテスト対策をしています。率直に言って、なにか目新しい方法があるわけではありません。が、これで十分だと自負しています。はっきり言って、家庭でも可能なカリキュラムです。が、いざ実行となると、難しい。そのために塾がある、と思っています。

2018年6月1日(金)から定期テスト対策指導を実施します。札幌市平岡中央中学校、北野台中学校等、清田区厚別区の中学校の生徒さんを中心に指導しています。ご相談を承っています。

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謙遜で素直な子は成績が上がる

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先生のアドバイス謙遜に素直に聞き入れることのできる子は、成績が上がりやすいです。頑固は、上達の最大の敵です。

いろいろ言い訳 我流を通す子

特に「計算が雑」とか「漢字が正確に書けない」「文章の表現が稚拙」といった問題のある子には、ゆっくりていねいに書くことや、計算や思考の過程、間違った理由を記しておくように言うのですが、中には聞き入れようとしない子がいます。「めんどくさい」が主な理由です。

そういう子に限って、同じ間違いを繰り返してしまって解き直しとなり、結局、めんどくさいことになっています。めんどくさかったら、最初からていねいに取り組んで、一発で正解すればよいのにと思います。

謙遜で素直な子はみるみる上達していく

下の写真は私の塾のある生徒さんのノートです。

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この子は春期講習のときは、分数や小数の計算がまともにできない有様で、本当に心配しました。ですが「学ぶ姿勢」がしっかりしていましたので、注目していました。指導したとおりに、忠実に真似して解いていくのです。謙遜で素直だと思いました

当初は自分の頭の中で計算しようとしていましたのですが、まずは途中計算を確実に書くことを指導したところ、素直に聞き入れ、正答率がどんどん上がっていって、今、上の写真のような状態です。もうすぐ定期テストですが、今後が楽しみです。

上手な計算の要領というものは確かにありますが、それよりもまずは確実な計算を勧めています。

成績は学ぶ姿勢と関係がある

学ぶからには、教えてもらうことに対して素直でないと、吸収できないですね。当たり前ですが。我流で大成するのは、ごく一部の天才でしょう。そして、天才は塾には来ないでしょうね。

成績が振るわない人はぜひ、自分が教えられたことをどれほど忠実に行えているか、確認してください。出された課題は全部こなしていますか。先生の指導のとおりに問題を解いていますか。めんどくさいことに進んで取り組んでいますか。

まずは先生に言われたとおりに、謙遜に素直に取り組んでください。それだけで問題が解決することがあります。

 

 

 

 

 

 

忙しいという言い訳

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新学年、新学期の一連の行事が終わり、ゴールデンウィークも明けていよいよ学校の授業が本格的になります。修学旅行や研修旅行、体育祭などが計画されている学校もありますが、浮かれることなく地に足をつけて勉強を進めてほしいものです。

計画を立ててペースをつかむ

中1の皆さんは、部活動が始まったばかりであったり、体力的にまだ学校のペースに慣れなかったりして、疲れてしまうかもしれませんね。しかし、冷たいようですが、それはみんな同じ、です。ここで頑張って勉強習慣を確立できるか、が今後を左右します。これは中2,中3でも同じことです。

そのためにも、1週間の計画、1ヶ月の計画を立ててみることをお勧めします。学校の行事予定を見て、次の1週間にどんな行事があるのか、自分個人にどんな予定があるのか、を書き出していきます。そのうえで、それぞれの日に何ができるかを計画していきます。ある日に行事が重なり、勉強時間の確保が難しければ、その前後の日に振り分ければよいのです。習いごとや部活の忙しい人、体力的に厳しい人はぜひ、計画を立てましょう。

そしてできれば、それらの計画をどの程度実行できたかを確認することもお勧めします。自分にどのくらいの時間があれば、どれだけのことができるかを分析するのです。それを把握できれば、次の計画を立てるとき、現実的で無理のない計画を立てることができます。

宿題を忘れる言い訳

さて、学習の定着のために学校の先生は宿題を出します。塾も宿題を出します。わたしも出します。1週間に1回あるいは2回の授業ですから、塾に来ない日が5-6日あります。それを見込んで宿題の量を決めて出します。当塾の生徒は「学習の記録」というプリントを持っています。それに授業の内容と宿題の内容を記しています。

宿題を出されてから次に塾に来るまでに3-6日あるわけですから、上述の方法等を活用してよく計画して、取り組んでほしいです。3-6日もあるのに「できなかった」とか「時間がなかった」とか…。困ってしまいます。なかには「どこが宿題かわからなかった」という言い訳でやってこない子がいます。私は宿題を出す時に「ここと、ここをやってきなさいよ、書いておくからね」と言って「学習の記録」に宿題を記しています。それなのにどこが宿題かわからなかったなんて…今まで何をしていたんですか!?

確かに小学生や中学生でも忙しいかもしれませんが、学生は「勉強が本分」のはずです。いろいろあっても勉強がおろそかになってはいけないでしょう。いわゆる「頭でっかち」な子にはなってほしくありませんが、宿題をやったぐらいでは「頭でっかち」にはなりませんし、それどころか学習の定着が見込めず、最低限の勉強についていけなくなります。

積極的に取り組む

実際に宿題ができない言い訳をする子が少なくないので、こんな記事を記しました。私は無茶は要求していないつもりです。もし、負担が大きいようでしたら、お申し付けください。でも、本当はもっと宿題を増やしたいくらいの気持ちです。特に本格的に授業が始まり、1ヶ月後には定期テストがある今、宿題だけでなく、勉学全体にもっと積極的に取り組んでほしいです。

成績の向上は教科書を読むことから

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 教科書は基本です。教科書を読まない勉強はあってはならないし、教科書を理解していないのに、問題集を解くのはつらいですね。

意外というか、やはりというか、なおざりにされている教科書

 学校の先生の教え方には色々なタイプがあって、とにかく板書しまくる先生や、板書は一切せず読んで説いて聞かせる先生、プリントを用意している先生などがいます。先生によってはほとんど教科書を開かない先生もいて、そのためか生徒たちに「今学校では教科書のどのあたりをやってるの?」ときくと「わからない」と衝撃的な答えを言うことがあります。うーん、これはマズイかな。

まずは教科書を読もう

 当塾では、どの教科でもまずは教科書を読むことを勧めています

 数学では教科書の例題、問いを「解ける」ようにしてもらいます。「解く」こと自体は学校でもやっていると思いますが、「解ける」段階までには到達したい。つまり、自力で正解を導き出せる、ということです。国語は、文章を読んで、わからない言葉は辞書で引いて意味を確認し、内容の要約をしておく。英語なら、単語の暗記はもちろんのこと、簡単な文法の説明、英文和訳ができるまで。理科、社会も同様で、内容を読み込んで簡単に説明できる段階に。

 教科書の内容を把握してはじめて、他の問題集やワークに取り組むことができます。教科書がわかれば、ワークの問題は大概は解けます。準拠しているはずですから。

 それでもわからなければ先生の説明をよく聞きましょう。質問してみましょう。ただ、教科書をまったく読まないまま、ワークに取り組み、「わからん!」ではそれは当たり前です。「まず教科書を読め!」というのがその答えです。

 考えてみると、入試問題はまずは教科書の内容を基にして作問しているはずです。先生のプリントや板書ではありません。塾の教材でもありません。ですから、教科書を読まないで入試に取り組むことはありえないのです。

 特に高校生は教科書をしっかりと読むことが大切だと、私は思います。大学入試の問題を見ると、出題者は教科書を読み込んで作っていることが分かります。難関大学の入試でも教科書さえ理解していれば解けます。もちろん、すみずみまでよく読み込むことが不可欠ですが。

国語が大切

 残念ですが、教科書を読むように勧めても「何が書いてあるかわからない」という生徒がいるのもまた事実です。それを見るたび、聞くたびに、国語力の大切さを痛感します。それで、小学生の皆さんは特に、国語、読み書きの力をこつこつと鍛えることを怠らないでほしいです。これは本当に成績に響きます。

 1日1問、10分で良いので読解問題を解くと良いですね。本屋さんでうすい問題集が売っています。1学年下の問題集を毎日のように解くと、「読み慣れ」が生じて、読んで理解することに抵抗がなくなってきます。これが後に教科書を読んで理解することにつながってきます。

 中学生にもお勧めしたいですね。

急がば回れ

 焦って、あちこちの問題集に取り組むよりも手元にある教科書とワークにまず取り組むのが、実は一番の成功の近道です。自分の机の周りを整理して、今そこにある教材から取り組んでみてください。

わかる 解ける 楽しさを

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今週から春期講習が始まりました。中学生を中心に指導しています。期間が短いので数学(算数)と英語(あるいは国語)の指導にしぼっています。

春期講習は通常授業とは違って

いつもは解説と問題演習を織り交ぜていくのですが、講習は問題演習を繰り返していきます。予習は基本的に行っていません。習ったはずの内容を思い出しながら、問題を解いてもらいます。間違ったり、わからなかったりした時点で解説、という感じです、基本的には。

成績の上がった子はペースもあがる

ここ1年間でランクがEからD(あと学習点が1上がればC)にまで上がった新中3のKくんは、以前に比べるとペースが格段に上がりました。講習用テキストの問題もバリバリ解いていきます。解ける問題が増えているので、「楽しく」なってきているのでしょう。依然「早い」とは言えませんが、いいペースで勉強を進めています。この「楽しさ」を感じるようになると、さらに成績は上がるでしょう。中3の成績が楽しみな生徒です。

勉強の苦手な生徒さんにも「わかる」「解ける」楽しさを

あまり成績の芳しくない生徒さんが参加される場合は、何よりも「わかる」「解ける」という実感を持ってもらいたいと思っています。そのために例えば、まず一度一緒に問題を解いて、解説して、そのあと改めて同じ問題を今度はノーヒントで解いてもらう、というパターンを繰り返しています解説を聞くとわかったような気がするのですが、それだけでは自力で解けるようにはなっていません実際に解いてみてはじめて「わかった」「解けた」という実感が湧いてきます。これを繰り返すことで、ノーヒントで解ける問題が増えてくると「楽しく」なってきます。解けないとつまらないし苦痛ですが、解けると楽しい。この感覚を早く味わってもらいたいです。そのために「いろいろ」やっています。

成績下位の生徒さんは、苦手意識や劣等感を抱いていることが多く、学校や塾の授業についていけないことを恐れています。それで、じっくりと「わかる」という実感を繰り返すことで「自分も楽しく勉強できるのだ」という気持ちを持ってもらいたいです。これはカリキュラムの消化よりも大事なことだと思います。

ぜひ相談してください

入塾を断られた生徒さんや成績が思うように伸びないと悩んでいる生徒さんはぜひ、相談してほしいです。あせらず少しずつ少しずつ、ステップアップしていきましょう。

 

春期講習開催中。通常授業生徒募集です。

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社会はただの暗記科目ではない

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暗記が嫌いで社会が嫌いという人は少なくありません。覚えればそのまま点になるという「おいしい」科目であり、受験末期の追い込みではすぐ結果が表れる頼もしい科目でもあるのですが。

まず教科書の内容を頭に入れる

社会の勉強法については以前に記事にしたことがあります。

classroom-sapporo.hatenablog.com

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苦手意識を持つ人の特徴として、いきなり問題を解き始める、というものがあります。一度も頭に入れていない単元の問題を解けるはずがありません。問題はこれまでの常識を問いかけているのではなく、学んだことを覚えているかを問いかけているはずなので、まず学んだことを頭に入れなければなりません苦手だ、という人はこの「頭に入れる」作業を怠っています。頭に入れる方法については上記の記事にいくつか提案させていただいているので、参考になさってください。

教科書と学校のワークが基本

簡単に勉強法をまとめます。まずは教科書を読みましょう。読まずに内容が頭に入るわけがありません。内容をまとめ、暗記します。それから学校のワークに取り掛かります。最後に塾や市販の問題集です。この順序を間違えないようにしましょう。

楽して暗記はあきらめよう

教科書を読むのを面倒くさがる人は少なくありません。そのあと内容を暗記しなければなりませんが、この段階が苦しいですよね。でもこれが社会の勉強です。この段階の勉強法についても上記の記事の中に書きました。四の五の言わずに、取り組みましょう。この苦しみを味わっていない人は、知識がぶつ切りになり、いつまでも「流れ」や「原因と結果」が理解できません。歴史用語や地理用語は聞いたことがあっても、問題は解けないのです。

じっくり読む じっくり覚える

何故かわかりませんが、急いで書いたり、急いで読んだり、急いで解いたりする癖のある人がいます。すぐに結果を求めるのでしょう。ですが、暗記はすぐに結果が出にくいですし、苦しいですし、繰り返しが必要で根気が要ります。

それで時にはじっくり読んで、じっくりと考えて、じっくりと覚える勉強をしましょう。この姿勢は社会だけでなく、全科目に共通して必要です。スピードにこだわるのはこの後の段階です。