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プロ家庭教師の考える「力のつく」勉強法

札幌のプロ家庭教師が、これまでの指導経験と勉強法に関する考えを公開します。

家庭教師初心者が感じるであろう教えることの難しさ

家庭教師は大学生に人気のアルバイトの一つですが、初心者の人は「人にモノを教えるって難しいな」と感じると思うんですよね。わたしは今でも感じていますが。

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理解力って人によって違うという事実

一生懸命説明するんだけど理解してくれない、場合によっては日本語が通じない、と感じることがあります。ある子には「わかりやすい」と言ってもらえる説明が、別の子には全くピンとこない、ということはしょっちゅうです。理解力や読解力は人それぞれ違うんですよね。「一を聞いて十を知る」という言葉がありますが「十を聞いても一を知ってくれているかな」という感じの子もいます。

なぜこんなことが起こるのかな、と思うのですが、聞く人の興味というか気持ちというかハートというか、メンタルの部分が理解力に影響をあたえるのかもしれません。ハートが話していることに食いついてくれないと、頭に入っていかないですね。

興味を持って理解してもらえるようにと、iPadを使ってビジュアルを駆使した説明をした後、「何か質問ありますか]と尋ねたら「それ(iPad)はどこで売っているんですか」ときかれたという経験をきいたことがあります。その人説明よりもiPadに心が向いていたんですね。説明は頭に入っていかなかったようです。生徒たちとこんなチグハグなやりとりをすることはよくあります。

自分が理解するように子どもたちは理解しない

受験戦争をくぐり抜けた大学生の皆さんは、知識が豊富で、意欲もあって、受験の経験もありますので、その点は大いに活かしてほしいと思います。が、目の前の生徒の理解力は、先生であるあなたと同じではありません。その点は理解しておいてほしいと思います。頭のいい大学生が良い先生になれるとは限りません。親御さんもこの事実を知っておいてほしいですね。

いわゆる一流の大学を出た大学生の先生は、それなりの理解力を持っていて、理解力を持った友だちと、進学校と言われる高校や予備校で学んできたはずです。だから、人の理解力を高く見積もってしまいがちです。自分も周りに人も理解力があるので。そんな先生が成績不振の子どもの理解力を知ると、びっくりしてしまいます。その指導は無理とは言いませんが、大変です。

ではどうすればよいのか、ということですが…先述したようにまずは「ハート」をつかむこと。少しでも興味を持ってもらうように、自分の言うことに関心を持ってもらうようにすることを当面の目標にします。

教え始めはとりあえず小さな成功体験を味わってもらうと良いかもしれません。わたしは、直近のテストで1科目でも点が上がることを目指します。成績不振の子はそもそも勉強をまったくしていないという子が多いので(成績中位の子でも勉強量が足りないことが多いです)ポイントを絞り、勉強量を増やすと、10点、15点はポンと上がります。その体験で「勉強すれば成績は上がるんだ、へえ~」と感じてほしいんです。それを積み重ねていくとハートがだんだん先生の話に食いついてきます。信頼感も増していきます。勝負はそこからです。

その後はなかなか成績が上がっていかない、ということもあります。それが普通で、そこからは先生の教えの術を駆使することが必要です。「この子の理解力はどんなものなのか、どういう教え方をすれば興味を持つか、どうすればこの子にとってわかりやすくなるのか」よく考えます。学問に王道はありませんので、どんな塾でも家庭教師でも成績上昇にはある程度時間がかかります。この点、親御さんの理解も必要になります。良いコミュニケーションを図ってください。

また、一方的な講義型の教え方は退屈します、まちがいなく。ですから、会話型の教え方を身に付けましょう。これは必須です。この点、アクティブ・ラーニングについて調べるとたくさんのヒントが得られます。この教え方は、ハートを掴みます。わたし自身は経験を積み重ねるうちに、いつの間にかこの教え方になっていました。

 

classroom-sapporo.hatenablog.com

 

ベテランの家庭教師は教え方をいろいろ知っていますので、尋ねてみても良いでしょう。教え方は技術です。技術はたくさん身に着けましょう。ブログなどで教え方を公開してくださっている先生はたくさんいます。わたしもよく参考にしています。

まずは生徒に関心を持つ

片手間で家庭教師のバイトをしている大学生がいることは事実です。依頼する親御さんは藁をもつかむ思いで必死なのに、いい加減な対応しかしない先生がいます。それはもう「悪」ですよ。もし大学生で家庭教師を始める方がいらっしゃれば、ぜひ生徒に親身になってください、心から関心を持ってください

わたしも自分がいい加減だと思われないよう精進します。

 

 

 

成績を上げる基本的な勉強法と教材について:中学社会編

今回は社会の勉強法について考えます。

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日々の復習

教科書を読む

教科書を読みます。その日の授業で習った箇所を読みます。プリントで授業を進めている先生もいらっしゃいますが、必ず該当ページがあるはずです。もしわからないなら、学校の先生や塾、家庭教師の先生にきいてみてください。

プリントやノートを見ながら、教科書の大切なところ、ポイントとなる箇所にマーカーか線を引きます。暗記用マーカーでも良いですね。いろいろな種類があるようです。

 

ノートにまとめる

マーカーを引いてところに基づいて、内容をノートにまとめます。短い文章で、できるだけ単語や記号(➡、※、∴、∵、など)を使ってまとめます。長々と文章を記す必要はありません。まとめ方がわからなければワークのまとめのページなどを参考にすると良いと思います。

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分からない語句は教科書巻末の語句索引で調べましょう。地図やグラフ、さし絵も下手な絵でかまわないので記しておくと良いでしょう。

次の段階は、今まとめたページを見て教科書の内容を口頭で説明してみます。まとめは語句や矢印だらけで他人が見るとわけがわからないかもしれませんが、自分がそれを見て内容を思い出せればOKです。

学校のワークを解く

数学と同じように、教科書の該当ページを解きます。できればノートに問いてください。正答に◯、誤答に☓、分からなかった問題に☆等印をつけます。

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1回で終わらせるのはもったいないです。社会は暗記科目ですから、2回、3回と繰り返して、頭に叩き込みましょう。テスト前になって初めて書き込みます。すべて◯になるまで繰り返しましょう。時間がなければ、☓、☆を中心に繰り返しても良いと思います。どこをわかっていて、どこをわかっていないのか、自己管理しましょう。

学校のワークについては学校の先生の指導があるならそれに従ってほしいと思います。

自習用のワークで類題を解く

学校のワークと同じか、少しレベルの高いものを活用すると良いでしょう。

 

問題量は多い方が良いですね。塾教材を入手できるようでしたら、それがベストだと思います。類題の量が多く、かなりしつこく同じことを問いかけてきます。覚えやすい作りになっています。

必ずノートに解いてください。書き込んではなりません。正答に◯、誤答に☓、分からなかった問題に☆印を学校のワークと同じようにつけておきましょう。学力テスト前に活用できます。

普段からやっておくとよいこと

部屋に地図と年表を貼っておくことを強く勧めます。インテリアとしての地図ではなく、真面目な教材と言えるものを貼ります。地球儀があれば机の近くにおいておきましょう。

 

普段から勉強しながら眺められるようにしておきます。地理は世界観、歴史は流れが大切です。

社会は点がすぐに上がる

数学や英語と違って、社会はテスト前に勉強するだけで、後回しにされがちな科目です。ですが実は、数学・英語よりも点数が上がりやすい科目です。特に成績が不振な子(10ー20点ぐらいの子)は、ちょっとやるだけで20-30点はいきなり上がります。これで自信がついて、他の教科の勉強にも積極的になる子がいます。

点が上がる、という体験をするにはうってつけの科目、と言えます。

 

社会科については以下の記事も書きました。

classroom-sapporo.hatenablog.com

classroom-sapporo.hatenablog.com

classroom-sapporo.hatenablog.com

 

他教科の勉強法について

classroom-sapporo.hatenablog.com

classroom-sapporo.hatenablog.com

スマホを活用する

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高校生はもちろん中学生でもスマホを持つのが常識、という時代になりました。わたしの担当する生徒も全員がスマホを持っています。

でも、活用しているとは言い難いですね。

 

LINEだけ…

使いみちはLINEだけ、という子が多いです。あるいはゲームをする。スマホは、役に立つアプリがいっぱいあるのだからもっと活用すればいいのに、と思います。

わたしはスマホを主にスケジュールと管理と勉強のために使っています。そのためのアプリを幾つか活用しています。その中でも生徒たちにも活用できそうなアプリを今回は3つだけ紹介します。

 

暗記に使えるアプリ

英語の勉強をするのに Flashcards Deluxe というアプリを使っています。 

Flashcards Deluxe
Flashcards Deluxe
無料
posted with アプリーチ

これは便利です。単語カードのアプリ版ですね。スキマ時間を使って勉強できます。デッキと呼ばれる単語集がすでにたくさん用意されています。

ただ、英語のアプリなのでとっつきにくいかもしれません。中学生にはきついかな。高校生は使えると思います。下のサイトに使い方がわかりやすく説明されています。わたしはこのサイトで使い方を学びました。

sites.google.com

 

本当は zuknow を紹介したかったのですが、2017年4月27日でサービスを終了するとのこと。残念です。 

magazine.zuknow.net

 

リスニングの勉強に使っているアプリ

NHK出版の語学プレーヤーです。 

語学プレーヤー〈NHK出版〉
語学プレーヤー〈NHK出版〉
開発元:CREASYST LLC
無料
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スケジュール管理に使っているアプリ

 Google カレンダーを使っています。 自己管理に活用できると思います。

Googleカレンダー

開発元:Google, Inc.
無料
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なぜかわかりませんが、中学生・高校生はスマホの便利さを意外と知らないんですよね。「アラーム機能初めて知った」とか「LINEは使えるけどメールは使えない」とか。びっくりさせられます。せっかくの高機能電子機器も宝の持ち腐れです。

できるなら、学生らしく勉強のために、スキルアップのために、自己管理のために活用してほしいですね。

 

 

アクティブ・ラーニングに取り組む

アクティブ・ラーニングとは何なのか。

進んで学んでいく「主体的な学び」

仲間と学んでいく「対話的な学び」

学んだことをより深く理解していく「深い学び」

これらの考え方を取り入れた学習方法をアクティブ・ラーニングという。

2020年度から実施される新学習指導要領に取り入れられる方針(略)…

NHK Eテレ 「ウワサの保護者会」HPから引用)

www.nhk.or.jp

この学習法の導入で大学入試も変わり、生徒の主体性や意欲などが評価される仕組みになると言います。

2020年は間近です。あっという間です。今の新中3が大学受験の時に大学入試改革です。どう備えますか。

アクティブ・ラーニングとは主体的な学び

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アクティブ・ラーニングの説明には「主体性、多様性、協働性、思考力、判断力、表現力という言葉がよく登場します。受け身ではない主体的な学びです。今までの学習スタイルと全然違います。どう対応しますか。

まず第一段階として、自分の考えたこと、理解したことを表現することに慣れる必要がありますね。わたしはよく生徒たちに、問題を問いてもらったあと、どうやって解いたのか、なぜその解き方にしたのか、根拠や理由を説明してもらっています。自分で説明できることは頭に残りやすいですし、曖昧な点がなくなって知識が確実なものとなります。友達に教えると自分の勉強にもなる、とよく言いますよね。この行為自体はアクティブ・ラーニングとは言えないのかもしれませんが、「取り掛かり」にはなると思います。

先生のリードの仕方

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先生(親)は自ら結論づけるような意見を述べてはいけません。それは押し付けになり、子どもたちの自由な発想を阻害します。「先生(親)」の発言力は大人が思う以上に子どもには圧力になります。むしろ、子どもたちに説明や意見を自由に求め、引き出していかなければならないですね。そのためにできることは何でしょうか。

それは「質問」です。

質問の使い方

質問にはいくつか種類があります。よく言われるのが5W1Hと言われるもの。

When(いつ) Where(どこで) Who(誰が) What(何を) Why(なぜ)そしてHow(どのように)

この中で一番むずかしいのはどの質問でしょうか。それはWhy(なぜ)

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です。「相手の見解を知る質問」と言います。他の質問は資料を読めば(たいていは)答えられることなのですが、「なぜか」は調査と自分の見解をまとめないと答えられない。だから難しい。しかし、これを引き出さないとアクティブ・ラーニングにはなりません。

日本の教育は「なぜか」を考えさせませんでした。先生が「なぜか」の答えを言ってしまって、それを子どもたちは記憶しました。それが教わる、ということになっていて、それを重視していました。しかしこれからは(といいますか今すでに)「なぜか」を「考える」こと自体が大切だ、ということですね。

と言ってもいきなり「なぜなのか。自分の考えを言ってごらん」と子どもたちに言ったところで上手に答えられないかもしれませんね。小学生はともかく中学生、高校生は苦手な子も少なくないでしょう。(意見を言うのは小学生のほうが得意なことが多いですね。ちなみに大人ほど自分の意見をいうのは苦手です、日本人の場合。)そこで、まずWhy以外のWの質問、つまりWhen(いつ) Where(どこで) Who(誰が) What(何を)と How(どのように)を多用して、答えることに慣れさせていきましょう。最後にWhy(なぜ)を使って見解を聞き出すのです。

この順番で聞くことには論議がそれるのを防ぐ効果もあります。いきなり「なぜか」「どうしてか」ときくと、相手は今までのテーマとは全く違う方向の意見を全く自由に述べてしまうことがあります。しかし、まずWhy以外のWの質問をした後でWhy(なぜ)ときくと、そのテーマで答えるんだなと相手は自然に認識します。自由に意見は述べますが、論議の方向はあまりそれさせたくないですね。

そして質問の答えを必ず褒めます。決してバカにしたり、シカトしたりしません。褒められ、受け入れられたこと、それが一種の「成功体験」になり、意欲を高めることになるからです。

家庭教師としても取り組みます

上に述べたことを家庭教師の指導にも積極的に取り入れていきます。近い将来にはアクティブ・ラーニングに特化した指導をしても良いとも思っています。ご関心ある方はご連絡ください。

それにしても2020年度とは…。わたしも頑張らないといけません。あっという間です。

 

 

 

北海道の中学生なら学習点とランクが気になるはず

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他の都府県のことはあまり存じないのですが、北海道の公立高校の入試は学習点と学力点を総合的に判断して合否が決定します。学習点とはいわゆる内申点のことで、通信簿の評価に基づき算出します。またこの点数を20点ごとに区切って、AからMまでランク分けされます。ランク分けは以下のとおりです。()内は学習点です。

A(315~296)  B(295~276)  C(275~256)  D(255~236)

E(235~216)  F(215~196)  G(195~176)  H(175~156)

I(155~136)  J(135~116)  K(115~ 96)  L( 95~ 76)  M(75) 

学力点とは、入試本番の点数のことです。

今回は学習点とランクについての話です。

どこまで挽回可能なのか

学習点の算出方法は以下のとおりです。

中1学年末・9教科合計×2 + 中2学年末・9教科合計×2 + 中3学年末・9教科合計×3

中1から中3までオール5であれば、5×9教科で1学年合計45点ということになるので

45×2 + 45×2 + 45×3 = 315 Aランク

オール3であれば、3×9教科で1学年合計27点となるので

27×2 + 27×2 + 27×3 = 189 Gランク

となります。

中3は9教科合計×3となっているので、中3で頑張ったら点数がグッと上がるような気がします。1,2年サボった人が、中3で学習点をかせいでランクを上げることは可能なのでしょうか。どこまで挽回可能なのでしょうか

たとえば中1,2の間オール3の成績だった子は中2末ではGランクです。その子が中3でオール5をとったらどうなるか。

27×2 + 27×2 + 45×3 = 243 Dランク

Dランクまで挽回可能、3ランクアップ可能ということですね、計算上は。でも実際はこれほどの挽回は難しいです。仮に、中3で4が5つ増えたとすると中3の通信簿の点は3×4+4×5=32となりますので

27×2 + 27×2 + 32×3 = 204 Fランク

となります。オール3だった子が4を5つ増やすというのは相当大変ですが、それでもランクは1つしか上がりません。

それで現実的に考えて中3でランクを上げようとしても、せいぜい1ランク、良くて2ランクといったところです。

生徒によってはあきらめムードに

成績トップ校はAランクやBランクの子しか合格のチャンスはありません。というより、AランクやBランクの子しか受験資格はない、という言い方のほうが正しいです。Cランクの子は得点力を上げて入試当日の学力点で勝負するしかありませんが、相当のリスクがあります。

ですから、中2末時点でDランクの子はその時点でトップ校の受験資格はほぼない、と言えます。これが現実です。もちろんどんなランクの子でも可能性はゼロではありませんが、中3の受験生生活のスタートはかなりキツいものになります。

家庭教師を生業にしていますので、子どもたちの「夢」をかなえるお手伝いをしたいのですが「現実」も見つめなければなりません。つらいところです。

だから中1,2の普段の定期テストが大切

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中1,2の子がヘラヘラしながら、上位校受験を目標にしていることを言うことがありますが、ご家族で上に記したような計算をして、果たして受験資格そのものを得ることができるのか、ぜひ検討してみてください。早いうちに、です。

夢を語ることができるのは中1,2でしっかりと努力した人だけなんです。

www.do-con.com

成績を上げる基本的な勉強法と教材について:中学英語編

具体的で基本的な勉強法を紹介するシリーズ。今回は英語です。

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日頃の復習の仕方

ノートは大学ノートA罫を使いましょう。普通ので結構です。(以下の写真は方眼罫を使用していますが、撮影時A罫がありませんでした。近い将来に差し替えます)

まずは単語を覚えましょう

単語の覚え方については以前の記事で紹介させていただきました。単純極まりない方法ですが、これしかないですよ。カードをめくったり、アプリを使ったり、といろいろな提案があると思いますが、中学生の間は単純に書くことが一番効果がある、とわたしは思います。

classroom-sapporo.hatenablog.com


まずは、その日学校で習ったページの新出単語を書き出しましょう。つぎに意味を記し書いて練習しますが、これは覚えるまで練習します。たとえば10個習ったとしたら、10問の単語テストを実施して自己チェックし満点になるまで練習します。

 

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単語を調べるときにはぜひ辞書を使って欲しいです。電子辞書もオススメです。

 


というのは発音の確認も大事だからです。電子辞書だとそれができますね。

文法事項の確認

学校のノートに基づいてまとめましょう。まとめにくければ、ワークのまとめのページを使っても良いです。下の写真のようなまとめの部分を活用できます。学校のノート丸写しでも良いですよ。

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教科書の英文の確認

その日に習った英文を左ページに書き写してください。右ページには日本語訳を記します。わからなくなったら、学校のノートを見返してください。できれば、訳しながら英文の主語にS,動詞にVの印をつけていきましょう。

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これは英文の構造の理解をするのに役立ちます。英文の要素はS,V以外にもありますが、とりあえず初歩段階ではまずS,Vを確認してください。

つぎに右ページを見ないで左ページが書ける(和訳)ように口頭で唱えながら書きます。それができたら、左ページを見ないで右ページが書ける(英訳)ように口頭で唱えながら書きます。英文まる覚えが英語上達の近道です。コツコツやってみましょう。英文が覚えることは、英作文の対策にもなります。

学校のワークの該当箇所を解く

数学同様できれば、ノートに解きましょう。問題を解くときは、記号だけ、あるいは選択した単語だけを答えれば良い問題でも、問題の英文まるごと書いて解答してください。そしてその英文にもS,Vを記しておきましょう。

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かならず赤で丸つけし、正答に○、誤答に☓、分からなかった問題に☆等印をつけておきます。数学と同じです。ワークを1回解くだけで終わらせるのはもったいないです。2回目あるいは3回目(テスト前)になって初めてワークに直に書き込むことにします。できれば2回、3回で終わらせず、すべてに○がつくまで、繰り返してください。時間がなければ☓、☆を中心に繰り返しても良いでしょう。

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ただ、学校の先生から指導があるなら、それに従って欲しいと思います。特に指示がないなら上記の用い方を試してみてください。

英作文など記述問題の場合、自分では正誤が判断しにくいことがあります。たいていは採点の基準が解答に記されているが、学校の先生にきいてみても良いでしょう。

自習用のワークで類題を解く

英語が苦手なら教科書準拠のワーク活用すると良いでしょう。下のような問題集です。

英語の場合、習っていない単語が出てくるとその戸惑いが文法の理解を妨げることがあります。それを避けるためにも教科書準拠が良いと思います。

得意ならば下のような問題集でも良いでしょう。

数学同様、必ずノートに解きましょう。書き込んではいけません。学校に提出する必要はないからです。正答に○、誤答に☓、分からなかった問題に☆印は学校のワークと同じです。

日頃の復習に加えて、学力テスト前に復習するときも活用しましょう。

さらなる成績の向上を目指すなら

NHKラジオの活用を強くお勧めします。

基礎英語1,2,3は本当に良いですね。NHKのサイトでストリーミングで聞くことができ、時間にとらわれずに聞くことができます。継続的に学習できるサービスも整っています。

www2.nhk.or.jp

英語の勉強法で大切なのは継続

どの教科でも言えることですが、英語は特に日頃の積み重ねが大切です。新しい単元は以前の単元を理解していることが前提となっていることが多く、一旦わからなくなるとずっと嫌になる。ついていけなくなる。

英語は体育や音楽などの芸能教科と似ています。理屈を覚えていても使えるようにはならない。身体の動き方を知っていても、体操ができるわけではないのと同じ。音符は知っていても、楽器の弾き方は知っていても、実際に弾けるわけではないのと同じです。

そう、英語は体育や音楽と同じだと思ってください。

成績を上げる基本的な勉強法と教材について:中学数学編

具体的な勉強法を記すことにしました。家庭教師としてもここに記した方法に基づいて指導しています。

まずは数学から。

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日頃の勉強法

ここでは特に復習の方法について記します。

用語や定義などを学ぶことがありますがそれを家庭学習用のノートにまとめる必要はありません。学校のノートにまとめているだけで十分です。

まずその日に習った単元の例題を解く

教科書に記されている解法、あるいは学校の先生が記した解法で解きます。自力で解けなかったなら、あるいは忘れてしまっていたなら、その解法を写してください。絵、図、グラフがあればそれも残らず記すようにしてください。考え方、解答の導き方を身につけるヒントになるからです。数学はビジュアルが大切です。

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次は教科書の「問い」を解きます。例題に基づいた方法で解きましょう。もちろん、図や絵、グラフ等も活用します。

教科書の問題を解き終わったら学校のワークにとりかかります

教科書準拠のはずですから目次等で該当ページを探し、類題を解きます。できれば直接ワークに書き込まず、家庭学習用のノートに解きましょう正答ならワークに○、誤答なら☓、分からなかった問題には☆等印をつけておきます

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書き込んでしまうと1回しか使えないことになりますが、それで終わらせるのはもったいないです。2回あるいは3回と繰り返し解いてこそ知識が定着します。繰り返し学習ができるようにしておきましょう。すべてが○になるまで繰り返します。時間がなければ☓、☆の問題を中心に繰り返しても良いでしょう。定期テスト前に初めて書き込む段階に入ります。

ただ、学校の先生からワークの活用法についての指導があるなら、それに従っていただきたいと思います。先生によっては、まめに提出を求められることがあります。テスト前後は提出を求める先生も少なくありません。当然そのときまでに書き込んでおく必要がありますが、その段階に至る自信がなければ最初から書き込んでも良いでしょう。

そのかわり次の段階を必ずこなすことが必要です。

自習用のワークで類題を解きます

たとえば以下のような教材です。

数学が苦手で基礎を固めたいなら、

 

問題量が多く、解答も詳しいものが良いですね。塾教材はその点で優れています。類題の量が多く、良いトレーニングになります。どんな問題集が良いかわからないときは、塾か家庭教師の先生にきくと良いでしょう。

解くときは必ずノートに解きましょう。書き込んではいけません。学校のワークと違って提出の必要はないからです。正答に○、誤答に☓、分からなかった問題に☆印をつけるのは学校のワークと同じです。

毎日の家庭学習のときはもちろんのこと、定期テスト前あるいは学力テスト前に活用しましょう。

ノートの記し方

無地か方眼のノートをおすすめします。ビジネスの世界では方眼はかなり人気がありますが、学生の間でも人気は上がっていますね。

 

わたしはルーズリーフは勧めません。家庭学習のときに差し替えの必要はまず生じないからです。なくしやすいですし。リングノートもNGです。右利きは左ページが、左利きは右ページが書きにくいからです。気になって集中できません。とにかくトレーニングのためのノートなのですから、シンプルでいきましょう。(ただし、学校のノートは学校の先生の指示に従って欲しいと思います。)

具体的な使い方

はじめに日付、教科書や問題集のページ数を記しておきます。いつ習ったかを確認できると、テスト範囲の確認に役立つでしょう。

計算の記し方

計算は縦に式をつなげていきます

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横に続けたくなりますが、縦に続ける習慣を身に着けましょう。このことは教科書の最初のほうのページにも記してあると思います。計算の順序の確認をすることができますし、どの計算でどの結果が出たのかを確認できます。

頭のなかで計算したほうがかっこいいと思って妙な省略をする人がいますが、間違いのもとです。長くなってもいいので、地道に計算を重ねてください。間違いがないのが一番かっこいいのです。

筆算を横に小さく書く人がいますが、それもやめてください。筆算は堂々と記しましょう。小さく、ぐちゃぐちゃと書くのは計算間違いのもとです。

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分数の計算や小数の計算、四捨五入の仕方などは小学生よりも中学生のほうがあいまいなことが多いです。その計算も堂々と脇に計算しておいてください。学校や塾、家庭教師の先生に確認してもらえます。

グラフや図はフリーハンドでかいてください(作図の問題は除く)。思考のためには、図や絵、グラフを記した方が良いです。ひらめきます。数学の思考には奔放さが必要なのです。そのためにもノートは無地か方眼が良いと言えます。普通のA罫、B罫は書きづらいと思います。きれいなノートは学校のノートで十分です。テストのときはフリーハンドですから、その練習と考えましょう。図形の問題はまず図をノートに書き写しましょう。問題集や教科書に「ちまちま」記すより、自由に思考できます。

丸つけをして正答、誤答の確認

問題を問いたら、必ず赤で○つけをしてください。誤答や分からなかった問題は必ずその原因を追求し、その理由を記しておきます。家庭学習においては正答よりも誤答の確認作業の方に意味があります

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誤答は消しゴムで消してはいけません。原因がわからなくなるからです。正答よりも誤答の原因を追求し、克服するほうが大事です。すぐにやり直し、正答を導き出せるようにしてください。

色使いですが、カラフルにしても良いとは思いますがあまり意味はない。家庭学習においてはその必要はないと思いますし、カラフルにしすぎるときれいですがどこが大事かがわかりにくくなります。家庭学習用ノートは問題演習用の意味合いが強く、まとめではない、と考えましょう。

成績は確実に上がるが続けるのはたいへん

世の中に絶対はないですがここに記したことは超基本ですから、今まで勉強法がわからず、右往左往していた人が実行するとかなりの好結果が出るでしょう。やってみてください。

ただ、続けるのはたしかに大変ですね。わたしは家庭教師として、この基本を実行できるようお手伝いしています。

kateikyoshi-ys-sapporo.jimdo.com

 

教材についてはさらに調査を重ねて、オススメのものを紹介できるようにしたいと思っています。このブログも更新することになると思います。他教科編も作っていきます。