プロ家庭教師の考える「力のつく」勉強法

札幌のプロ家庭教師が、これまでの指導経験と勉強法に関する考えを公開します。

国語の力をつけるには

国語は成績を上げるのが難しい教科ですね。勉強したからといって、すぐにテストの点が上がることはない。漢字や文法はやればすぐに効果が現れるかもしれませんが、読解問題はなかなか、です。

でも国語力の有無は全科目の成績に響く問題です。言っていること、書いていることがわからなければ、理解できませんから。

 

本を読む

国語の成績を上げるために、まず本を読むことを勧められますよね。わたしもこれは大切だと思います。学年の若いうちから本に親しみを持つことは大切です。「朝読書」と称して、朝のホームルーム前に読書の時間を取り分けている学校も少なくない、と聞きます。この時間を有効利用してほしいですね。

 

問題を解く

1日1問、読解問題を解くことをお勧めします。問題文を一定の時間で読んで理解すること、問題のパターンに慣れること、記述問題に慣れること等、量をこなすことは利点が多いです。「なぜ」ときかれたら「…だから」「…ので」と答える、「何のことか」ときかれたら「…のこと」と答える、など答え方をしっかりと身につけることもできるでしょう。

読解問題は、まず文章を読むことでうんざりし、記述問題の「…字以内で書け」という問いで「もう無理」「面倒くさい」「まとまらない」となってしまう、というパターンが多いかと思いますが、慣れることでこの類のアレルギーを克服しましょう。

 

辞書を使う

問題を解く時、本を読む時、わからない言葉が出てきたら、ぜひ辞書を使って調べてみてください。辞書を引いて引いて、引きまくってください。語彙(ボキャブラリー)を増やすには欠かせません。漢字も覚えられるでしょう。

 

国語力の向上で、知的な人に

自分の考えや意見、感想を豊富な語彙で表現できると、他の人に自分を理解してもらうのに役立ちます。他の人の考えを理解するのにも役立ちます。人は言葉を使って、意思疎通ができるように創造されました。それでわたしたちは知性を働かせて、物事を理解できるようになっています。

良くても悪くても「ヤバイ」の一言で済まそうとする人がいます。

「うざい」「キモイ」という本来の日本語を崩した表現しか使えない人がいます。

「ドッカーン」「バリバリ」など擬音語や擬態語でしか説明できない人がいます。

どうしても相手に考えを伝えられなくて、大声を上げたり、怒り出したりする人がいます。

でも、残念ながらこれでは充分には伝わりません。

国語力の向上は確かに時間がかかりますが、成績が上がり始めると、全教科の理解度が上がってきます。効果絶大です。