読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

プロ家庭教師の考える「力のつく」勉強法

札幌のプロ家庭教師が、これまでの指導経験と勉強法に関する考えを公開します。

歴史の流れをつかむために

歴女」という言葉があるように、歴史好きな人は少なくありませんが、全く興味のない人にとって、社会の「歴史」は相当苦痛のようです。

「先人の失敗と成功を見て、現在と将来に生きる我々の生き方の教訓を得る」

というのが歴史という科目の意義かな、と思いますが、面白くないですかね?原因は色々あると思います。

 

覚えづらい理由

歴史用語、人名を覚えるように言われるものの、流れがわからなければ覚えづらいですね。誰が、何をして、それにどんな意味があったのか、どんな結果になったのか、これらをセットにしないと頭に入ってきません

歴史にはストーリーがあります。出来事には理由があります。まずは、それをつかまなければならないですね。歴史が好きな人は、物語を読むようにその流れを楽しみます。そして、それに関わった人物や出来事の背景に関心を持ちます。その逆もあるでしょうか。まず、ある人物を本やテレビで知り、その人物像や背景に興味を持つ。その後、その人物が生きた時代の歴史の流れを知る。

いずれにしても、歴史の理解のためには(また、好きになるためには)「流れ」の把握が必須です。語句の羅列の暗記は、辛いうえ、効果は薄い。

 

まずは、マンガから

わたしは歴史マンガをすすめることがあります。まずは興味を持ってもらいたい、少しでも好きになってもらいたい、という願いからです。また、歴史マンガによってはかなり詳しい記述もあり、深い理解が得られます。そしてなによりも、流れがつかみやすいと思います。

角川さん、集英社さん、小学館さん、学研さんなどがセットで出版されています。おすすめの紹介は他のサイトにおまかせします。図書館や学校の図書室にも、よくおいてありますね。わたし自身、小学生時代「学研まんが」にお世話になりました。中学生になった後も役立ちました。

ただ、マンガはあくまで「取っ掛かり」であり、それで歴史のすべてが理解できるわけではありません。その点をわきまえておくべきです。マンガを読むだけでテストで満点を取る、というのは虫が良すぎると思います。「流れ」をつかむための補助教です。

 

歴史を題材にしたマンガも

ベルサイユのばら」や「三国志」など、歴史を題材にしたマンガも、歴史に興味を持つためには、お勧めできると思います。中学歴史では、フランス革命や魏呉蜀の三国時代は一瞬で終わってしまいますので、マンガで詳しく知ってもほんとうに役立つのか、と思われるかもしれませんが、あくまで「取っ掛かり」です。歴史に興味を持ってもらうため、という意味でのおすすめです。

この類のマンガは他にも多数ありますので、読んでみてください。

 

マンガを読める時期は短い

受験期にはマンガを読むなんて悠長なことできるかな、と思われるでしょう。その通りです。焦るし、他の科目の勉強もしなければならないし、マンガを読むには結構時間がかかりますし。中3の秋なんて、とてもとても。

それで、春休みに読むことをお勧めしたいと思います。春休みって復習や苦手克服には最高の時期ですから、この時期を活用してほしいです。新学期が始まれば、マンガを読む余裕はなくなってきますからね。

 

マンガだけではない

歴史の勉強に有用な教材はマンガだけではありません。他の教材についてはまた別の機会に紹介します。