読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

プロ家庭教師の考える「力のつく」勉強法

札幌のプロ家庭教師が、これまでの指導経験と勉強法に関する考えを公開します。

1学年上の内容を予習しておけば楽になる

f:id:classroom-sapporo:20170428113421j:plain

予習すると授業を理解しやすくなることは言うまでもありません。その習慣を持っている子は少ないかもしれません。大多数は勉強といえば復習です。

小学生の、学年の若いうちに予習しておくとかなり楽になります。1学年上の内容を予習することも可能です。かく言う、わたしも小学生時代はそうでした。

小学1年生のときは2年生、2年生のときは3年生の内容

小学校に入る前から、かな、漢字、簡単な計算、アルファベットができている子がいますが、それならその勢いで小学1年生で2年生の内容を、2年生では3年生の内容を勉強しましょう。一部の塾では学年に関係のないカリキュラムを組んでいますが、学年が若ければ塾に行かなくても、1年先予習は可能です。1年生のうちに九九や漢字が完璧になれば楽になります。

現にわたしは学校の授業は楽でした。理解できない計算が出てきたことがない、図形問題も見たことあるものばかり、公式は全部知っている、知らない漢字や熟語はない、という状態でした。

授業に追われて予習しているという感覚はありませんでした。1年先を進んでいますから、余裕です。そのおかげで習い事は2つ通っていましたし、夏は学校で指導してくれた水泳にも通っていましたが、忙しさも感じたことはありませんでした。

教材は何を使っていたのか

わたしは塾に通ったことがありません。むしろ、塾不要論者でした、小学生にして。生意気でした。(そもそも当時は、現在ほど小学生が学習塾に通うという風潮がありませんでした。)それなのに、いま塾講師・家庭教師を生業にしているのですから、人生わからないものです。

それで家に帰れば塾に通うことはありません。まず学校の宿題を終えたあと、親が作った算数の計算問題と漢字の練習ドリルを解いていました。小学1年内容までは親が作っていたように思います。その後は市販のドリルを活用していました。よく使っていた教材は受験研究社の問題集と参考書です。

 

www.zoshindo.co.jp

受験研究社の問題集は、標準問題でも難しく感じました。中学入試クラスの問題も含まれていたように思います。「標準考査」や「これだけは」というシリーズを使っていました。今は廃版のものもあると思います。これらで難問慣れしました。参考書も受験研究社の「自由自在」でした。これは現役ですね。

 

小学5,6年のときは自分で問題集や参考書を選んでいました。受験研究社中心でした。それまでたくさんの問題集に取り組んでいたので、自分に合うのはこのレベル、と判断できるようになっていました。

当時のわたしは(というよりわが家は)中学受験なんて全く頭にありませんでしたし、いろいろあって1学年上の勉強は小学校時代で終わってしまったのですが、続けていれば中学時代はもっと楽になっただろうと思います。惜しいことしました。中学の参考書、旺文社の「ハイトップ」や学研の「ニューコース」を購入した記憶があるのですが、それらが簡単に思えたのは、小学校時代の予習による知識と理解のストックが効いていたのだと思います。

中学受験をするにしてもしないにしても

1学年上の予習を目指すのは塾に行かなくてもできます。これは断言できます。学年が若いうちは、親御さんが楽に教えられると思います。学年が進めば、市販の問題集や参考書を子どもが使いこなせるようになりますので、親の指導の負担も少なく、楽です。中学受験を考えるなら最後の1年は受験に備えられますし、受験しなくても中学の予習、特に英語の予習ができますので、その先が楽ですね。

そして何よりも、学校の授業に余裕を持ってのぞめるようになります。授業がいつも理解できるので、モチベーションを高いレベルで保つことができます。

小学3,4年生でも、馬力を上げれば1年先にたどり着くことは可能です。家庭学習だけでも、です。

心配なことがひとつ

「知ったかぶり」や「それ知ってる!」発言を授業中に繰り返す、生意気な子どもにならないように親御さんは見守ってください。嫌われてしまいます。なんでも知ってる人なんていません謙虚な心で教わる気持ちを常に持つことの大切さを教えてあげてください。