プロ家庭教師の考える「力のつく」勉強法

札幌のプロ家庭教師が、これまでの指導経験と勉強法に関する考えを公開します。

入試直前に何をしますか

f:id:classroom-sapporo:20190119181725p:plain


冬休みが終わって、中3は入試本番が始まりました。いよいよ、という感じです。健康管理に気をつけて、全力で頑張って欲しいです。

取るべき点をしっかり取ろう

北海道の受験生であれば、当然自分のランク(学習点)を把握しているでしょうし、入試で何点取れば合格できるのかもわかっているでしょう。それで、まずは自分が取るべき点を確実に取る練習をすることが大切です。つまり大胆に言うと、合格点をしっかり取れればそれで良い、それ以上は必要ない、とはっきり割り切ってしまうことです。

この時期成績を上げる、とか、少しでもレベルの高い高校へ、と意気込む必要はないですよね。願書も出してしまったし、ランクもほぼ決まりですから、ね。むしろ、ミスなく点を確実に取ることが重要です。それで、今さら難しい応用知識を詰め込もうとしたりするのではなく、むしろ入試で解くべきでない問題は大胆に捨て、解ける問題・解くべき問題を判別して、それに時間をかけて確実に解く練習をしましょう。

周りに惑わされず、基礎を大切に

この時期、周りの同級生(しかも上位校を受験する子)がレベルの高い入試問題にチャレンジしているのを見かけますよね。それにつられて自分も解きたくなるのか、その問題を解説してくれ、と言ってくる子がいます。でも「君はこの問題を解ける必要はないよ」と言いたくなることがよくあります。決して馬鹿にしているわけではありません。それを解く時間があるなら、基礎問題を解く練習をした方がよほど高得点を狙えるのです。その難問を解いても3−4点です。でも、基礎問題を10点分間違っていたらどうしようもないですよね。

自分が難しいと思う問題は、みんなにとっても難しいのです。その高校の受験生はほぼ同じレベルですから。それより、みんなが解ける問題を自分が解けない、というほうが大問題ですよね。そうならないための訓練を今するべきなのです。

基礎的な問題が正解できれば7−8割得点できる

公立の入試は実は、基礎問題がほとんどです。標準問題の入試であればなおさらです。(北海道の公立校の入試には国数英に標準問題と裁量問題の2種類があります。)ですから、基礎を確実に得点できれば8割近く得点できます。300点満点の入試で、210~240点は取れます。基礎ができていれば。これは本当です。

だから下手に手を広げず、やはり基礎です。かと言って、今基礎問題集に戻るのはかえって不安になるかもしれませんね。それで模試や過去問を活用することをお勧めします。

模試の時も確実に得点する練習をするつもりで

塾で連続して模擬試験を受けている人も多いと思いますが、解くときはぜひ何を解くべきか、何に時間をかけるべきかを判断することも意識して欲しいですね。

そして、答案が返されたら改めてその判別をしてみるのです。「この問題は解けたはずだな」「これは難しいかった、解けなくてもしょうがない」「これは解けるようになるかもしれない」というように「自分にとっての」問題のレベルを分析します。そして、もう一度解けるべきだと思った問題だけを解く。それだけで、合格点に届くはずです。

いわば「試合巧者」になる訓練をするのです。

過去問や過去問を単元別に集めた問題集に取り組んでいる人もいると思いますが、受験校によっては、全部に取り組む必要はないかもしれませんよ。塾や家庭教師の先生と相談すると良いかもしれませんね。

毎年同じ思いをしています

こちらも緊張してきます。最後の最後、何とか点が上がらないかなーと力が入ります。泣いても笑ってもあと1ヶ月半。みんなが笑顔になれるといいなー。