プロ家庭教師の考える「力のつく」勉強法

札幌のプロ家庭教師が、これまでの指導経験と勉強法に関する考えを公開します。

わからないところの放置はやめよう

問題を解いて、丸つけして、誤答はどうしますか。ほったらかしでは、もったいない。

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間違ったところは、次にどうしたいですか。

誤答をほったらかしにすると、丸つけは「わかっていることの確認」で終わります。あとで同じような問題構成のテストなどを解くと、またもや同じような問題は解けますが、同じような問題で間違えてしまい、同じような点数をとります。何の進歩もありません。

間違ったところは、次は間違えたくないですよね。解けなかった問題は、次は解けるようになりたいはずです。であれば、今間違えた問題、解けなかった問題を本気で分析して、解答・解説を見て納得できるまで読み込んで、次は自分の力で解けるようにやり直しましょう。

「わかっていることの確認」は本番のテストの役割です。その準備の勉強では、そのテストの時にわからない、あるいは間違いそうな問題をいかに少なくするか、を目指すべきです。

同じテストや問題集を複数回解く

テストや問題集を1回解いて終わりではもったいないです。私は塾で、同じ小テストを連続して解かせることがあります。丸つけして数分後、2回目を解かせて、全問正解を目指してもらいます。時間の制約があり、いつもできるわけではないのですが、自宅での勉強の時でも同じような要領で、いわば「全問クリア」を目指してほしいですね。

自己満足型演習はやめよう

ワーク全部やりました、とか、教科書にある問題全部解きました、と報告してくる子がいます。それはそれで頼もしいのですが、その割に点が伸びない子は、この「誤答ほったらかし」「解きっぱなし」のクセがあるかもしれません。全部解いて自己満足に陥っています。その内容は頭に入っておらず、小テストなどを行うと「あれ?」という点をとってしまっています。

どれだけワークを解いても、そのワークを持ち込んで、それが点になるわけではない。頭に入っていることをテストの上で表現できてはじめて点になります。そうなるまで、繰り返し演習すべきです。

自己満足型演習から脱却できないと、時間だけが浪費されます。

性格が邪魔をすることも

自分の勉強のやり方に固執し、改善点を指摘されても、それを受け入れられない頑固な性格が成長を阻害することがあります。自己満足は、いちおう「満足」なので、まあそれはそれで本人は良いのかもしれませんが「惜しいなあ」と思ってしまいます。

柔軟で、謙虚が心が成長には不可欠だと思います。

定期テスト対策期間です

当塾では、強制的にテスト前に塾に来させることはしておりません。塾で勉強したい時にきなさい、と言っていますが、感心なことにみんな進んで早めに塾に来て、夜遅くまで勉強していきます。わたしが特に指示しなくても、みんな黙々と勉強に取り組み、質問します。小テストを要求する子もいます。ぜひ、丸つけ等をしてわかった自分の不理解なところを克服していってほしいです。

みんなの努力が、単なる自己満足ではなく、真の力となっていくことを願うばかりです。