「大切だと思うところに線を引いてみよう」
と言われても、
「どこが大切なのかわからない」
ってことありますよね。
特に社会の教科書は、ズラズラと文章が続き、どこがポイントかわかりにくい。
全部大切に思えてしまって、ダーッと線を引いてしまう。
全部線を引いたら、引いていないのと同じことですよね。
そのヒントはワークの解説ページにある
学校のワークや塾教材のワークには、単元の最初に教科書に基づいたまとめのページがあります。教科書を読んだら、該当するまとめのページをまず読んでみましょう。まとめのページはたいてい、単語や短い文章で、ぶっきらぼうに書いてありますね。ストーリー性がないというか、つながりがわかりにくい。そこで、もう一度教科書を読みながら、まとめページに出ていた単語や文章に線を引いていきます。そこが、大切なところ、ということですね。再びワークのまとめページを見ると今度は、つながりがわかってきます。
ノートにまとめてみよう
次に、線を引いたところに基づいてノートにまとめてみましょう。ワークにまとめのページがあるのに、そんなことをしても無意味ではないか、と思われるかもしれませんが、以前にこのブログに記しましたように、書くこと、五感を刺激することは記憶を助けます。ぜひめんどくさがらずにやってみてください。うまくまとめられない人は、最初はワーク丸写しでも構いません。コツをつかんでください。
内容を語る
その後、ノートを見ながら教科書の内容を言ってみてください。よどむことなくスラスラと言えるようになれば、内容がほぼ頭に入った、ということになると思います。単元のタイトルを見ただけで、内容を語れるようになれば完璧ですね。
問題を解く前に
この過程は、超重要だと私は考えています。いきなり、問題を解き始める人がいますが、頭に入っていないことを解けるはずがありません。解きながら覚えるんだ、という人もいますが、それは知識にムラが出ますし、流れもつかめませんので、お勧めしません。まず、頭に入れる。それから、解く。この順番で、学習しましょう。