今回は社会の勉強法について考えます。
日々の復習
教科書を読む
教科書を読みます。その日の授業で習った箇所を読みます。プリントで授業を進めている先生もいらっしゃいますが、必ず該当ページがあるはずです。もしわからないなら、学校の先生や塾、家庭教師の先生にきいてみてください。
プリントやノートを見ながら、教科書の大切なところ、ポイントとなる箇所にマーカーか線を引きます。暗記用マーカーでも良いですね。いろいろな種類があるようです。
ノートにまとめる
マーカーを引いてところに基づいて、内容をノートにまとめます。短い文章で、できるだけ単語や記号(➡、※、∴、∵、など)を使ってまとめます。長々と文章を記す必要はありません。まとめ方がわからなければワークのまとめのページなどを参考にすると良いと思います。
分からない語句は教科書巻末の語句索引で調べましょう。地図やグラフ、さし絵も下手な絵でかまわないので記しておくと良いでしょう。
次の段階は、今まとめたページを見て教科書の内容を口頭で説明してみます。まとめは語句や矢印だらけで他人が見るとわけがわからないかもしれませんが、自分がそれを見て内容を思い出せればOKです。
学校のワークを解く
数学と同じように、教科書の該当ページを解きます。できればノートに問いてください。正答に◯、誤答に☓、分からなかった問題に☆等印をつけます。
1回で終わらせるのはもったいないです。社会は暗記科目ですから、2回、3回と繰り返して、頭に叩き込みましょう。テスト前になって初めて書き込みます。すべて◯になるまで繰り返しましょう。時間がなければ、☓、☆を中心に繰り返しても良いと思います。どこをわかっていて、どこをわかっていないのか、自己管理しましょう。
学校のワークについては学校の先生の指導があるならそれに従ってほしいと思います。
自習用のワークで類題を解く
学校のワークと同じか、少しレベルの高いものを活用すると良いでしょう。
問題量は多い方が良いですね。塾教材を入手できるようでしたら、それがベストだと思います。類題の量が多く、かなりしつこく同じことを問いかけてきます。覚えやすい作りになっています。
必ずノートに解いてください。書き込んではなりません。正答に◯、誤答に☓、分からなかった問題に☆印を学校のワークと同じようにつけておきましょう。学力テスト前に活用できます。
普段からやっておくとよいこと
部屋に地図と年表を貼っておくことを強く勧めます。インテリアとしての地図ではなく、真面目な教材と言えるものを貼ります。地球儀があれば机の近くにおいておきましょう。
普段から勉強しながら眺められるようにしておきます。地理は世界観、歴史は流れが大切です。
社会は点がすぐに上がる
数学や英語と違って、社会はテスト前に勉強するだけで、後回しにされがちな科目です。ですが実は、数学・英語よりも点数が上がりやすい科目です。特に成績が不振な子(10ー20点ぐらいの子)は、ちょっとやるだけで20-30点はいきなり上がります。これで自信がついて、他の教科の勉強にも積極的になる子がいます。
点が上がる、という体験をするにはうってつけの科目、と言えます。
社会科については以下の記事も書きました。
classroom-sapporo.hatenablog.com
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他教科の勉強法について