夏期講習に行けば、成績が必ず上がる、というわけではありません。上手に活用しなければならない、ということです。
講習は予習・復習が大事
夏期講習を申し込むとテキストを購入することになると思いますが、実際に講習が始まる前にバリバリ解いていくことをおすすめします。宿題が出されたと思って、解けるものは解いてしまいましょう。
理解している単元は、トレーニングのつもりで解いていきます。テキストには入試問題レベルも含まれています。得意分野であれば、自力で解けるかチャレンジしてください。最初から解答が配られる塾もあるかもしれません。丸つけも自分でしてしまって結構ですよ。
一方、理解があいまいな分野、分からなかった問題が残ることでしょう。予習は、これら不得意単元や理解の浅い分野を浮き彫りにします。が、あわてる必要はありません。それらを講習で気合を入れて理解すれば良いのです。
復習は毎日
気合を入れて臨んだ単元の復習は、その日のうちに復習しましょう。もう一度、解いてみたり、苦手ノートを作っておいてそれにまとめておいたりできるでしょう。その苦手ノートこそが講習の集大成となります。それは大切にして下さいね。
大抵は講習の最後に模擬テストが実施されることと思います。苦手ノートの復習がテストの対策となるでしょう。
まとめると
まず講習会に申し込んで、テキストを入手したら、バリバリ解いて予習し、自分が気合を入れなければならない単元、授業を確認してください。
授業では、苦手な単元が扱われるときは特に集中して臨みましょう。
復習は毎日行い、苦手ノートを作りましょう。
テキストを予習しようと思ったけれど全く手が出ないと思えたら
テキストの問題のレベルが自分にとっては高すぎると思ったら、塾の先生に相談するべきです。集団指導の場合、まったく置いてきぼりをくらって、学ぶものもなく、自信を失っただけ、ということになりかねません。講習のテキストは各単元のエッセンスをまとめていて、よくできているものが多いのですが、ある程度のレベルの学力がないとついていけないものが多いのも事実です。
親切な塾は指定のテキストは少しだけ活用し、ほとんどはその生徒のレベルに合わせたプリント学習に切り替えてくれたりします。集団指導を個別指導に切り替える必要があるかもしれません。正直に相談してくださいね。
普段塾に行っていない人も
普段塾に行っていない人も講習だけ通って、自分のレベルを確かめることができます。塾の先生や友だちから情報を得ると刺激を受けます。模擬テストだけでも良いですよ。
家庭教師でも夏期講習を実施します
家庭教師でも夏休みだけの授業や1対3の授業などを実施しています。夏休みですので午前、午後の早い時間でも受け付けます。ご相談ください。