プロ家庭教師の考える「力のつく」勉強法

札幌のプロ家庭教師が、これまでの指導経験と勉強法に関する考えを公開します。

基本は教科書

参考書や問題集、どれを選べばよいかわからなくなってくる人がいます。学んでいる生徒たちだけでなく、教える側の先生も悩むことがあります。どれを使えば一番わかりやすいのだろう…。

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いろいろな参考書や動画を調べたけれど

冬になると次の年度の教材を考えなければならないので、資料を取り寄せ、見本を見比べて、悩みます。どれが理解しやすいかな、と考えます。

新しい生徒を迎えるときも、さてこの子のレベルにはどんな教材を使えばよいのだろう、と腕組みします。当塾は、生徒によって教材を変えています。レベルに合わない教材は、学ぶ側にとっても教える側にとっても負担になるので、それは避けたいんです。

最近私は特に、「きめ細かく」指導することに重点を置いていまして、理解に「くもり」のないように教えたいと思っています。このことを考えたときにたどり着いた結論がこれです。

やっぱり教科書が基本

もちろん知っていたことですが、やはり教科書は最強ですね。どうやって教えようかな、と思って教科書を開くと「ああ、この説明が一番わかりやすい」と感じます。

最近は授業動画がよく活用されています。アニメーションを使った教材もよく見ます。私もそれを使いたいと思っていますが、教科書が理解できれば、それで十分ですね。コンパクトで分かりやすい。

学校も、基本的に教科書にそって授業を進めているはずです。教科書を使って、予習・復習していれば、学校進度から大外れすることはないですね。学校の先生は教科書ではなくプリントを使っている、というところも、そのプリントは教科書がベースですから、家庭では教科書で勉強を進めても全く問題ないと思います。プリントで分かりづらいところは教科書を見ればわかるかもしれませんよ。

今の教科書は、楽しく学べるように上手に構成されていますQRコードも備えられて補足情報も得られます。音声も聞けますね。昔のような無味乾燥なイメージは全くありません。社会人の英語学習に中学の教科書の活用を勧める方がいらっしゃいますが、納得です。もちろん英語の教科書にもQRコードがあり、スマホなどで音声を聴けるようになっています。とても出来が良いので、巷の英語教材は必要かな、と思ってしまいます。

学校の授業についていけなくなった人は特に使ってみてほしい

教科書は、当然ながら基本から丁寧に説明しているので、学校の授業についていけなくなった人は、試しに教科書を読んでみてください

英語は英文を書いて、訳をつけていってみましょう。単語を丁寧に覚えていきましょう。数学は例題と問いを全部解きなおしてみましょう。国語は読破を目指してください。理科・社会は、読みながら太字の用語を書き出してみましょう。

教科書の問題の答えが分からなかったり、どうしても理解できない箇所が出てきたりします。そんなときは、教科書ガイドを活用してみましょう。本屋さんに売っていますね。少し高い気がしますが、ほかの参考書や問題集を買うより価値がある、と私は思います。

今の塾の指導

私の塾では、成績上位の生徒は難易度の高い問題集をガンガン解いてもらっています。個別指導塾なのですが、上位者は自立学習型になっています。

それ以外の子は、教科書を積極的に活用することにしています。

きめ細かい指導、基礎基本を大切にするスタイルを大切にしていきたいと考えています。